こんな人におすすめ
・Webライターとして早く稼げるようになりたい
・他のサイトに書いていない文章上達のコツを知りたい
・文章スキルを鍛えてもっと単価の高い案件を獲得したい
Webライターの*ある*です。
この記事ではWebライターとして覚えておくべき文章の書き方について解説していきます。
うまく文章が書けず、クライアント(仕事の発注者)から記事の修正依頼が多いと誰もが落ち込んでしまうもの。
「自分にはWebライターの才能がない…」と夢半ばに挫折してしまう方もいます。
しかし実際にはWebライターに特別な才能は必要ありません。
Webライターに必要なのは、文章の書き方のコツを押さえ、忠実に守ることです。
私も最初は自分の書く文章に自信をもてませんでした…。
学生の頃国語が苦手だった私でも、今では毎月5万円以上を稼ぐことができています!
本記事を読むメリット
・Webライティングの文章の書き方の基礎を学べる
・クライアント(仕事の発注者)の満足度が上がる文章が書ける
書き方のコツを覚えればすぐに文章は上達します!レベルアップして一緒に稼げるようになりましょう!
Webライティングにおける文章の書き方のコツ
前提として『日常的に使う文章』と『Webライティングの文章』は意識するところが異なることを覚えておきましょう。
ここでいう日常的に使う文章とは、例えばメールや手紙で使われる文章を指します。
基本的に最初から最後まで読んでもらえる前提の文章です。
Webライティングの場合、書いた文章が最後まで読まれるとは限りません。
インターネット上の記事は無料かつ手軽に読めるものが多いため、途中で読むのをやめてしまうのが当たり前になっています。
読者が途中で離脱しないように、Webライターは読者に対して『もっと読みたい』と思ってもらえるような文章を書くのが理想です。
Webライティングにおける文章の書き方のポイントを特別にご紹介します。
文章の書き方のポイント
・文章の文末を意識する
・文章の表現を意識する
・文章の長さを意識する
Webライターの仕事は、読者が続きを読みたいと思える心地良い文章を書くこと。
クライアントの評価にも繋がる重要な部分なので、熟読して覚えてくださいね!
まずは文末の書き方について詳しく解説していきます。
文章の文末を意識する
Webライターに求められるものは、読者が心地良く読める文章です。
「文法は間違えていないはずなのにしっくりこない」「読んでみると何か違和感がある」と感じる文章を見つけたら、まずは文末に注目しましょう。
『終わり良ければ全て良し』ということわざがあるように、文末をしっかり修正することで文章全体が整うようになります。
より良い文末を書くコツ
・同じ文末を2語以上続けない
・文末の種類を増やす
・文章のリズムを意識する
コツさえ掴めば、読者が心地良く読める文章が誰にでも書けるようになります。
ここからは各項目について順番に解説していきます。
①同じ文末を2語以上続けない
基本的に文章に書く際は、できる限り同じ文末が続かないようにしましょう。例文を使って解説していきます。
例
・明日の天気は晴れです。
・明日の天気は晴れです。降水確率は10%です。
・明日の天気は晴れです。降水確率は10%です。傘は必要なさそうです。
連続で同じ文末を使う目安は2語まで。続けば続くほど稚拙な文章の印象を与えてしまいます。
『です・ます』の文末表現は使いやすいからこそ、連続して使っていないか気をつけましょう!
文末を変えることで読みやすさが変わる例をご紹介します。
修正前
ヘアサロン〇〇には約5,000種類のヘアカラー剤が用意されています。
来店客一人ひとりの要望に合わせてカラー剤を的確に使い分けます。
大盛況のため予約待ちの人がいっぱいいます。
修正後
ヘアサロン〇〇には約5,000種類のヘアカラー剤が用意されています。
来店客一人ひとりの要望に合わせてカラー剤を的確に使い分けるのが〇〇の魅力。
大盛況のため予約待ちの人でいっぱいです。
文末をほんの少し変えるだけで文章の読みやすさが変わりますね!文末の種類を増やすと表現の幅が広がるのでぜひ覚えておきましょう!
ライティングで覚えておくべき文末表現の種類について詳しく解説します。
②文末の種類を増やす
読者が読みやすい文章を書くには『です』『ます』の文末表現だけでは限界があります。使える表現の種類が多ければ多いほど表現の幅が広がるので、最低限は覚えておきましょう。
Webライティングで頻繁に使う文末の例
・~しましょう(促進)
・~しました(過去)
・~しません(否定)
・~してください(お願い)
・~しょうか?(疑問)
・~しれません(不確定)
・~でしょう(未来)
文末のバリエーションが増えれば、理想の文章構成に一歩前進です。
さらにライティングの幅を広げる特殊な文末表現も紹介します。
特殊な文末表現
◆体言止め(たいげんどめ)
体言止めとは、文末を名詞・代名詞で終える表現のことです。文章にリズム感を出し、読みやすくする効果があります。
例
Webライターにはパソコンが必要です。⇒ Webライターに必要なのはパソコン。
体言止めは使えるようになると便利な手法です。文章と文章の間に差し込むことで単調な文章に抑揚がつきます。
むやみやたらに使うとかえって読みにくい印象を与えるので、使い方には気をつけましょう。
◆二重否定
二重否定とは、1つの文章の中に否定を意味する言葉を2語使う表現のことです。
トゲのない柔らかい表現にしたいときや、文章に余韻を残したいときに使います。
例
・できない ⇒ できるとは限らない
・反対します ⇒ 賛成はしません
二重否定は回りくどい表現になるので、使いすぎるとかえって読みにくい文章になることも。
はっきり伝えたい個所には二重否定は向いていないので、使いどころに注意しましょう。
③文章のリズムを意識する
稼ぐWebライターは読者が気持ち良く読めるようただ文章を書くだけでなく、リズム感を意識して執筆しています。
文章のリズム感とは一体どういうことか、実際の例を元に解説します。
修正前
Webライターは家にいながら仕事ができるところが強みと言われています。
強みの理由はイレギュラーにも臨機応変に対応できるからです。
そのためWebライターの仕事を子育て中のママにおすすめします。
修正後
Webライターの強みは家にいながら仕事ができるところです。
イレギュラーにも臨機応変に対応できるのが強みの理由。
子育て中のママにもおすすめの仕事です。
修正後の文章はテンポ良く読み進められるように内容を構成しています。このテンポの良さがリズム感のある文章の正体です。
2つの例文の意味は同じでも、文章のリズムの違いが読みやすさに大きな影響を与えます。
修正内容
・冗長な表現を変更した
・無駄な文字を削った
・体言止めを使い文章にメリハリをつけた
文章のリズム感を養うには、まずは文章を書き上げたあとに読み返すこと。なんとなく眺めるのではなく、声に出さなくてもいいのでしっかり読みましょう。
自分で読んでもしっくりこない文章は、他人が読んでも同様です。
説明書のような淡々とした文章ではなく、普段の会話のように自然な流れの文章になるように私は心がけています。
ここからは文章の表現について解説していきます。
文章の表現を意識する
Webライティングでは『説得力』のある文章が書けるかどうかが重要になります。
記事の内容を読者に信じてもらうには、Webライターの文章の表現力にかかっています。
ここからは説得力のある文章を書くために押さえるべきポイントを解説します。
重要なポイント
・言い切りの文末にする
・エビデンス(根拠)を書く
曖昧な表現はWebライティングでは好まれません。読者に説得力を与えるライティングについて解説していきます。
①言い切りの文末にする
Webライティングで受ける案件はモノやサービスを紹介する記事が中心です。
初めて記事を読む読者に内容を信じてもらうために、自信をもって言い切る文末にしましょう。
曖昧な文末表現は、読者にもクライアントにも敬遠されてしまうので、使わないようにしましょう。
曖昧な文章の例
・〇〇だと思います。
・〇〇らしいです。
・〇〇といっていました。
曖昧な文章を書いてしまう大きな原因はリサーチ不足によるものです。
調べが足りないため執筆内容に自信をもてず「もしも間違ったことを書いてしまったらどうしよう」という心理が働きます。
責任逃れのための文章を書いている記事からは読者は申し込みたいと思わないので、曖昧な表現の文章は使わないようにしましょう。
紹介した商品やサービスを購入してほしいクライアントからすると、曖昧な表現はNGです。
曖昧な表現をなくすためにすることは、執筆する前のリサーチを怠らないこと。
無意識に曖昧な表現を使ってしまっている方は、書き方のクセをすぐに直しましょう。
②エビデンス(根拠)を書く
エビデンスとは根拠や証拠を意味する言葉で、様々なビジネスに幅広く使われます。
数値を使った表現は、読者に説得力を与えるWebライティングで有効な方法です。
例
・約78%の女性が利用したいと回答しています。
・2020年のアンケート調査によると4人に1人が申し込んでいます。
数値を入れることで自然と説得力が増しますよね。これがエビデンスの効果です。
エビデンスを使う際にはどこから引用したのか必ず記載するようにしましょう。引用したサイトのサイト名とリンク先の記載は必須です。
例
・引用元 〇〇 URL:http~~
・出典 〇〇 URL:http~~
エビデンスを使う際は『できるだけ信頼性の高いサイトから引用する』ことを意識しましょう。
運営者の実態が掴めない個人のサイトよりも、公的機関や大手企業のサイトの方がエビデンスの信ぴょう性が高いからです。
エビデンスはクライアント側にも安心感を与えます。『このWebライターはちゃんと調査してくれている』と評価にも繋がります!
ここからは読みやすい長さの文章の書き方について解説していきます。
文章の長さを意識する
Webライティングには1つの文章に文字制限はありませんが、長い文章はなるべく避けるようにしましょう。
長ければ長いほど文章の意味が伝わりづらくなり、読者が途中離脱する可能性が高くなります。
「どの程度の長さの文章にすれば良いの?」と疑問に思う方に向けて、適度な長さになる書き方のコツを紹介します。
書き方のコツ
・一文一義にする
・スマホの画面を意識する
・読点(、)の数を意識する
ここからは適正な文章の長さになる書き方のコツについて1つずつ詳しく解説していきます。
①一文一義にする
一文一義とは『1つの文章の中に1つの情報だけを入れる書き方』を指します。
一文一義には、読者に伝えたい情報を1つにしぼることにより、情報を正確に伝えられるという大きなメリットがあります。
例文を使って解説していきます。
例文 修正前
Webライターは特に資格が必要ないので、インターネット環境とパソコンさえあれば今すぐ始められて、老若男女問わず稼げる仕事なのでおすすめです。
例文の場合、1つの文章の中に、『資格について』『準備するもの』『向いている人』の情報が詰め込まれています。
読者は理解するのに時間がかかり、読みづらい文章だと感じてしまうかもしれません。
例文 修正後
Webライターは特に資格は必要ありません。
インターネット環境とパソコンさえあれば今すぐ始められます。
老若男女問わず稼げる仕事なのでおすすめです。
一文一義の文章に直すことで、情報が整理され読みやすい文章になりました。
ただし無理やり一文一義にしようとすると、文章に悪影響を及ぼします。
無理に一文一義にした場合
Webライターは特に資格は必要ありません。
必要なのはインターネット環境とパソコンです。今すぐ始められます。
老若男女は問いません。自宅で稼げる仕事なのでおすすめです。
模範の文章
Webライターは特に資格は必要ありません。
インターネット環境とパソコンさえあれば今すぐ始められます。
老若男女問わず、自宅で稼げる仕事なのでおすすめです。
例文のように無理やりすべての文章を一文一義にすると、全体の文字数が増えてしまいます。
文字数の増加だけでなく、読者に稚拙な印象を与えてしまうので使いどころに注意が必要です。
一文一義の見極めどころ
・1つの文章の文字数が50文字を超えたとき
・1つの文章の中の読点(、)が2つ以上含まれているとき
長い文章は情報が詰め込みすぎになっているかも…
書いていて読みづらいなと感じたときには一文一義になっているか見直してみましょう!
②スマホの画面を意識する
Webライティングで読みやすい文章を書くためにはテクニックだけでなく、読者が見る画面を想定しながら書くことも重要です。
Webライター側は基本的にパソコンで作業しますが、ほとんどの読者はスマホで記事を閲覧しています。
スマホの画面で読まれていることをイメージして書くようにしましょう。
意外とパソコン画面とスマホ画面のギャップは大きいです。読んだときの印象も変わるので注意しましょう!
表示画面の小さいスマホの場合、文字で画面が埋め尽くされ窮屈な印象を与えてしまいます。
読者が読むのをやめてしまわないように、適度な長さになるように書きましょう。
文章の長さに迷ったら以下の目安を参考にしてください。
文章の長さの目安
・1文の長さは50文字までにする
・1~2文書いたら一度改行をする
文章を書き終えたら、一度はスマホで文章を読み返すことをおすすめします。
適度な長さで書けているか、適度に改行されているかをチェックしましょう。
③読点(、)の数を意識する
適度な長さの文章なのかどうかは、文章内に含まれる読点(、)の数で判断することができます。
文章の長さの目安は『1文につき読点が1〜2個入る程度の長さ』です。
例文を使って解説をしていきます。
【例1】
Webライターの仕事で毎月5万円を稼ぐためには、努力が必要になります。
【例2】
案件探しに迷ったら、まずは自分が得意なジャンル、もしくは興味のあるジャンルから探すことをおすすめします。
例1と例2のように読点が1~2つになるぐらいの文章が目安になります。
文章の中に読点が3回以上含まれる文章になった場合、構成が長すぎる可能性が濃厚です。
例3: 修正前
Webライターで稼ぐためには、納期を必ず守らなくてはならないのですが、納期を守れず信用を失い、契約を打ち切られるライターは後を絶ちません。
例3のように読点の数が3つ以上の文章は長くなりがちになります。
句点(。)を使い文章を区切り、1文の長さを調整します。
例3: 修正後
Webライターで稼ぐためには、納期を必ず守ることが必須です。
しかし納期を守れず信用を失い、契約を打ち切られるライターは後を絶ちません。
修正例のように読点は1〜2つが目安になります。
ただし文章に合わせて読点の数を調節するのは、本末転倒になるのでNGです。
自然に読点の数が1~2つになるような文章になるように心がけましょう。
さらなる上達のために上位記事から学ぶ
文章の書き方の基本を押さえたら、さらに上達するために検索上位記事からも書き方を学びましょう。
検索上位記事は※SEOにも読者からも評価されている記事なので、文章構成の参考になります。
ただし1つの記事では得られる情報が偏るので、執筆するキーワード記事の上位1位〜10位を参考にするようにしましょう。
上位記事の情報はあくまで参考までに。著作権侵害になるので文章をコピペや丸パクリするのは絶対NGです。
※SEO…(Search Engine Optimization)検索エンジン最適化を意味する言葉。GoogleやYahoo!など検索エンジンは特定の法則に沿って最適な記事かどうかを判断し掲載順を定めている。
上位記事の活用についてはこちらの記事で解説!
まとめ
今回はWebライティングで押さえておくべき文章の書き方について、3つのポイントにしぼって解説しました。
意識するべき3つのポイント
・文章の文末
・文章の表現
・文章の長さ
文末で気をつけること
・同じ文末を2語以上続けない
・文末の種類を増やす
・文章のリズムを意識する
文章の表現で気をつけること
・言い切りの文末にする
・エビデンス(根拠)を書く
文章の長さで気をつけること
・一文一義にする
・スマホの画面を意識する
・読点(、)の数を意識する
ライティング力向上のためには、上位記事を参考にすることをおすすめします。
Webライティングに求められる文章の書き方を身につければ、毎月5万円達成も夢ではありません。
文章が書けているかどうかは見直しを忘れずに!文章の書き方の基本を身につけてたくさん稼ぎましょう✨