ポイントこんな人におすすめ
・頑張っているはずなのに毎月5万円に届かない
・執筆に時間がかかりすぎて自信をなくしてしまった
・執筆にかける時間の目安を知りたい
Webライターの*ある*です。
文章を書くのが苦手ではないはずなのに、書くのに時間がかかったり、文章を打つ手が止まってしまい、自分に自信をなくしてしまうことはありませんか。
時間がかかるのは才能がないからではなく、速く書けない原因に気づかないまま作業しているからです。
私も自分の執筆の遅さに悩んだ時期があったので気持ちはとても分かります。
正しい努力をすれば解決できる内容なのでぜひ覚えてくださいね!
この記事のメリット
・速く書けない原因が分かる
・具体的で実践的な解決方法を知れる
・稼ぐWebライターのテクニックを学べる
本記事の内容を実践できれば、報酬アップに繋がりWebライターとしての自分に自信が持てるようになります。
改善するためには、まず速く書けない原因を知ることから始めましょう。
速く書けない5つの原因
Webライターが執筆に時間がかかってしまう原因は主に5つあります。
速く書けない5つの原因
・調べながら書いている
・リサーチ不足
・始めから完璧に書こうとしている
・いきなり本文を書き始めている
・文字数の多すぎる案件に着手している
1つでも当てはまる項目があれば、改善すれば速く書けるようになります。目を背けず改善していきましょう。
ここからは記事執筆の目安の時間について解説していきます。
記事執筆の目安の時間
「どれぐらいの速さを目指せばいいの?」と疑問に思う方に向けて、執筆の速さの目安を記載します。
時間の目安
・2,000文字 ⇒ 4~5時間(リサーチ込み)
・5,000文字 ⇒ 7~8時間(リサーチ込み)
現在の自分に当てはめて、目安よりも時間がかかっているのであれば、スピードアップの余地があります。
目安とほとんど変わらない執筆の速さであれば、受注している案件の文字単価に問題があるかもしれません。
その場合は案件を見直してみましょう。
案件の探し方についてはこちらの記事で解説しています!
私もタイピングが特段速いわけではありませんが、工夫して毎月6桁をキープすることができています。
速く書くために特別な才能は必要ありません。書き方のコツを掴めば誰にでも速く書けるようになります。
ここからは記事を速く書くためのコツを紹介していきます。
記事を速く書くコツ5選
今日から実践できる記事を速く書くためのコツは主に5つあります。
5つのコツ
・入念にリサーチをする
・クライアント(仕事の発注者)のサイトをチェックする
・上から順番に書かない
・最初は20~30点の完成度で書き上げる
・5,000文字以内の案件に着手する
実は速く書くためには執筆中だけでなく執筆前の準備が大きく影響します。
5つのコツについて順番に解説していきます。
コツ①|入念にリサーチをする
Webライターの役割は『読者の知りたい内容を正確に分かりやすく文章で伝えること』です。
役割を果たす=高品質の記事を書くためには、執筆前のリサーチが必須です。
この事前リサーチには各見出しの本文を書くために必要な情報を集めることが求められます。
Webライターの仕事の8割以上を事前リサーチが占めていると言っても過言ではありません。
事前リサーチのメリット
・文章に迷いがなくなる
・情報の取捨選択ができる
・文字数不足に悩まされなくなる
「今書いている情報は正しいのか?」と一度迷うと、途端に執筆ペースが落ちてしまいます。
リサーチをして正確な情報を得ておけば、本文を書くときに迷いがなくなり進めやすくなるのでおすすめです。
入念にリサーチをしておくと、情報を自然にふるい分けできるので、余分な情報を省いて書けるようになります。
さらに情報不足による文章の水増しをする必要がなくなるので、文字数不足に悩まされる心配もありません。
時間はかかりますが、リサーチすることで本文を書く時間を大幅に短縮できます。
ただし調べながら書くと大幅に時間がかかってしまうので、リサーチと執筆作業ははっきり分けることを心がけましょう。
コツ②|クライアントのサイトをチェックする
執筆作業の手が止まる原因の1つに「自分の書く文章に自信がない」「書き方が合っているのか分からない」といったメンタルの影響を受けている可能性があります。
過去のクライアントからのダメ出しや、記事修正依頼の苦い経験からくるネガティブ思考が自信を奪ってしまうからです。
クライアントが運営しているWebサイトが分かれば、本文を執筆する前にチェックしてみましょう。
記事執筆に必要な情報がサイト内に散りばめられています。
サイトを見るときのポイント
・言い回し
・記号の使い方
・使われている専門用語
・記事全体の文字数
・文章の改行頻度
記事構成の好みや文章のクセはクライアントによってバラバラです。
クライアントのサイトの記事=ライターに求めるものになります。答えを事前に知っておけば迷いなく執筆できるようになります。
私は事前サイトチェックのことを"合法なカンニング"と呼んでいます。
クライアントのニーズに答えつつ、速く書くことができるようになりますよ!
クライアントのサイトを探す方法は、案件の募集要項やクライアントのプロフィール欄、テストライティング合格後にサイト名を教えてもらえることで判明します。
見落とさないようにアンテナを張っておきましょう。
コツ③|上から順番に書かない
書くのが遅いライターの特徴は「上から順番に書く」という固定概念にとらわれていることです。
筆記テストのように分からない1つの問題に時間をかけすぎると、全然解答できず時間切れになってしまうことと同じです。
記事を書くときは順番にこだわることなく、書きやすいところから埋めていくのが鉄則です。
書くときのポイント
・書きやすいところから書く
・リード文は最後に仕上げる
文章の内容に問題なければ、どこから書き始めるのもライターの自由です。文章を埋めていくと、パズルのように文章が繋がっていくので問題ありません。
ただしリード文(導入文)は本文を書き上げたあとに仕上げるのがおすすめです。書いているうちに中身が変わりやすい部分だからです。
コツ④|最初は20~30点の完成度で書き上げる
執筆に時間のかかるライターの特徴は、最初から100点の文章を書こうとしていることです。
100点のクオリティの文章を一発で書くのはベテランライターでも難しく、書いたら確認し「この表現の方が良いかも」「変な文章になっている」と修正を繰り返し改善していきます。
後々の文章の修正を考えれば、最初に時間をかけすぎるのは効率が悪いのでおすすめしません。
全体の20~30点ぐらいの完成度で良いのでとにかく文章を書き上げましょう。
まず書き上げてから2周と3周し修正を加えていき、徐々に100点に近づけるようにするのが速く書くための近道になります。
コツ⑤|5,000文字以内の案件に着手する
実は案件選びそのものが、速く書けない原因になっている可能性があります。
案件の想定文字数は数百文字~数万文字まで幅広く用意されています。
あなたが速く書けないのは想定文字数が自分の許容範囲をオーバーしているからかもしれません。
初心者のうちは想定文字数が5,000文字以内の案件がおすすめです。
5,000文字以内をおすすめする理由
・記事を書き上げる達成感を得られるため
・事前リサーチの対象が少なくなるため
文字数が多すぎると記事を仕上げるのに数日~1週間かかる可能性があり、モチベーションを保つことが難しくなります。
モチベーションの維持ができないと記事の品質低下に繋がるため、まずは5,000文字以内の案件から挑戦してみましょう!
ただし100~1,000文字の案件は記事単価が低いのでおすすめできません。最初は2,000~5,000文字を目安にしましょう。
稼ぐライターが実践している8つのテクニック
ここからは稼ぐWebライターが実践している速く書くためのテクニックを紹介します。
8つのテクニック
・PREP法を使ってみる
・ショートカットキーを覚える
・キーワード登録をする
・タッチタイピングを覚える
・ポモドーロテクニックをフル活用する
・自分の集中できる時間帯を見つける
・ライティングしやすい環境をつくる
・睡眠時間を確保する
「こんなことが速く書くことに関係あるの?」と思う内容だと思うかもしれませんが、すべてがスピードアップに繋がる技術です。
まだ試していないテクニックがあればぜひ熟読して身につけましょう。
テクニック①|PREP法を使ってみる
文章構成に迷って時間がかかってしまう場合は、PREP法を試してみましょう。
PREP法(プレップ法)とは文章構成の型の1つで、結論⇒理由⇒具体例⇒結論の順番に文章を書く方法です。文章構成の基本かつ王道の文法です。
例
≪見出し2≫手荒れママにおすすする保湿クリーム テアレーヌ
手荒れに悩めるママには保湿クリーム『テアレーヌ』がおすすめです。(結論)
おすすめする理由は保湿力と満足度が高いから。(理由)
Webアンケート調査を行ったところ全体の89%の方から肌が潤った、87%の方からまた使ってみたいと回答があり大変人気の商品です。(具体例)
手荒れに悩めるママに保湿クリーム『テアレーヌ』をおすすめします。(結論)
ただしPREP法が適さない場合もあり、機械的な印象を与えてしまうことがあるので乱用には注意しましょう。
あくまで文章構成の補助として覚えておくと便利な手法です。
PREP法やその他の文法について知りたい方はこちらの記事で解説!
テクニック②|ショートカットキーを覚える
パソコンには便利なショートカットキーが備わっています。
ショートカットキーを使えばマウスを使わずに執筆ができるようになるので、1つの動作に数秒は短縮することができます。
Windows | Mac | |
コピー | Ctrl+C | command+C |
切り取り | Ctrl+X | command+X |
貼り付け | Ctrl+V | command+V |
1つ戻る | Ctrl+Z | command+Z |
1つ進む | Ctrl+Y | command+Y |
更新 | Ctrl+R | command+R |
範囲選択 | shift+矢印 | shift+矢印 |
慣れないうちは覚えるのは大変ですが、ショートカットキーが使えるようになると速さを実感できるようになりますよ!
小さなことでも積み重ねていくと数時間~数十時間の時間短縮に繋がるので覚えておきましょう。
テクニック③|キーワード登録をする
パソコンのキーワード登録をしておくのも時間短縮に役立ちます。キーワード登録はパソコン本体に備わっている機能です。
自分の好みに合わせてカスタマイズできるので、通常変換では変換されない文字、長い文章の時間短縮におすすめです。
例
・ジャンルの専門用語
・記号
・頻繁に使う単語
単語登録で数秒短縮することができます。執筆していて頻繁に使う単語を思いついたら登録しておくと便利ですよ!
テクニック④|タッチタイピングを覚える
タッチタイピング(ブラインドタッチ)とは、キーボードを見ずに画面を見ながら文字を入力することです。
タッチタイピングができるようになるとキーボードの文字を探す時間、画面とキーボードを往復して見る時間を短縮することができます。
最初は苦労しますが一度覚えてしまえば文章を書くスピードが段違いに速くなります、タッチタイピングは無料で練習できるので覚えてしまいましょう。
登録不要 練習サイト
≪タッチタイピング初心者向け≫
・e-typing (イータイピング) 入力に苦手な個所が分かる
・mytyping (マイタイピング) 基礎の部分から無料でできる
≪慣れてきたらゲーム感覚で実力アップ≫
・寿司打 (すしだ) 流れてくる寿司(単語)に合わせて入力して得点を競う
・タイピングチューブ 好きな音楽に合わせて歌詞を入力する
タッチタイピングは徐々に上達していくものです。スキマ時間に少しずつでも良いので、ぜひ実践してみましょう。
テクニック⑤|ポモドーロテクニックをフル活用
ポモドーロテクニックとは作業と休憩を交互に行うことで集中力を維持する方法です。
1回25分作業をして5分休憩を取り、再び25分作業をすると良いとされていますが、数値はあくまで目安です。
私は約30分作業し、5~10分インターバルを挟むことを意識するようにしています!
休憩内容に決まりはなく、自由に選択することができます。
休憩の有効活用
・ストレッチや筋トレをして体を動かす
・外の空気を吸ってみる
・家事を挟む
・タイピングの練習をする
休憩することはサボりでも、悪いことでもありません。
むしろ休憩せず集中できないまま作業をすると、時間だけが過ぎてしまうこともあります。
計画的に休憩を挟みメリハリをつけるのも速く書くためのテクニックの1つです。
テクニック⑥|自分の集中できる時間帯を見つける
時間帯を意識して執筆するのも速く書くためもテクニックの1つです。
人は朝型と夜型に分かれるといいますが、優劣があるわけではなく自分が集中できる時間帯に書けるかが重要です。
Webライターは執筆以外にも、リサーチや文章の見直しも仕事に含まれます。
集中力が必要な執筆作業は、自分の集中できる時間帯に選ぶと効率的です。
私の場合は体力のある午前中に集中して執筆し、子どもが帰宅する午後にはリサーチや見直し作業をして分けています!
テクニック⑦|ライティングしやすい環境をつくる
執筆に時間のかかるライターの特徴の1つに、作業環境を整えられていないことが挙げられます。
Webライターは自宅で作業をすることが中心です。
職場に出社しているわけではないので、気分を切り替えられなかったり、執筆以外のことに気を取られてしまうことがあります。
うまくいかないと感じたときには周りの環境を整えるところから始めましょう。
環境づくりの例
・部屋をきれいにする
・作業する机の上を整理する
・視界に入らないように壁に向かって作業する
ちらかっている部屋では作業が進まないので掃除をし、ライティングしやすい環境をつくりましょう。
テクニック⑧|睡眠時間を確保する
睡眠時間を削って作業時間を伸ばすのは、一見有効に感じるかもしれませんが、体調不良や集中力の低下に繋がるため、おすすめできません。
スケジュール管理をして睡眠時間を確保しましょう。
例
・時間を決めて作業をやめ睡眠をとる
・眠くて集中できない場合は仮眠をとる
眠くなると作業に集中できなくなるため、執筆作業に時間がかかることがあります。
速く書くためのテクニックとして睡眠も意識するようにしましょう。
仮眠をとることはサボることではありません!睡眠をとるのも仕事の一環と考えましょうね。
Webライターとしてさらなるレベルアップを目指す
Webライターとして稼ぎ続けるには、速く書けるようになるだけでなくライティングスキルを磨く必要があります。
しかしブログやYouTuberなどアクセス数に左右される仕事と異なり、Webライターは自身の努力が結果に直結しやすい仕事です。
レベルアップの方法は様々なので以下の例を参考にしてください。
レベルアップ方法の例
・ライティングスキルアップと独自ルールを覚える
・ライティングツールを活用する
・ライティングスクールで実力を磨く
それぞれ順番に解説していきます。
ライティングスキルとクライアントルールを覚える
速く書く方法についてお伝えしましたが、それだけでは稼げるライターにはなれません。
Webライターとして稼ぐためには、最低限覚えておくべき『ライティングスキル』と『クライアントルール』があります。
納品後にクライアントからの修正指示が多い場合は、『ライティングスキル』と『クライアントルール』を理解できているか振り返ってみましょう。
例
聞いたことのない用語があればこの機会にぜひ覚えておきましょう。
ライティングツールを活用する
Webライティングで稼ぐためにはライティング系のツールを活用するのもおすすめです。無料で使える便利なツールはたくさんあるので、自分に合うツールを探してみましょう。
便利ツールの例
・ラッコキーワード(キーワード検索ツール)
・コピペチェックツール(コピペ防止ツール)
・音読さん(音声読み上げツール)
・GoogleドキュメントとGoogleスプレッドシート(Googleが提供するWordやExcelのようなツール)
私は複数のクライアントの案件を効率良くこなすために、Googleスプレッドシートを欠かさず活用しています!
Webライターとしてレベルアップするために生産性を上げるツールは、ぜひ活用しましょう。
ライティングスクールで実力を磨く
Webライターは基本1人で働く仕事なので、悩みや分からないことが出てきても自力で解決しなくてはなりません。
会社に所属するのと違い相談するも質問するのもなかなかできないのがWebライターの悩みです…。
レベルアップのためにライティングスクールを受講するという手段もあります。
有料ですが専門の講師にレクチャーを受けて、解決する方法もあるので1つの手段として覚えておきましょう。
まとめ
本記事では速く書けない5つの原因と早く書くための5つのコツについて解説しました。
速く書けない5つの原因
・調べながら書いている
・リサーチ不足
・始めから完璧に書こうとしている
・いきなり本文を書き始めている
・文字数の多すぎる案件に着手している
5つのコツ
・入念にリサーチをする
・クライアント(仕事の発注者)のサイトをチェックする
・上から順番に書かない
・最初は20~30点の完成度で書き上げる
・5,000文字以内の案件に着手する
さらにスピードアップに繋がるテクニックは8つあります。
8つのテクニック
・PREP法を使ってみる
・ショートカットキーを覚える
・キーワード登録をする
・タッチタイピングを覚える
・ポモドーロテクニックをフル活用する
・自分の集中できる時間帯を見つける
・ライティングしやすい環境をつくる
・睡眠時間を確保する
稼げない原因を1つずつ改善し、テクニックを活用して速く書けるようになりましょう。
本記事がお役に立てば幸いです!最後まで読んでくれてありがとうございました!