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Webライターとして活動する際に、最初に決めるのがペンネーム(ライターネーム)です。
本名を公開するべきか、名前を伏せてもいいのか、ペンネーム(ライターネーム)で悩んでしまうもの。
中には「本名を出さないと仕事がもらえないの?」「個人情報だから本名を出すのは怖い…」と気になる方も多いと思います。
本名や顔を隠したままWebライターで稼げるんですか?


はい!頑張り次第ですが、本名を公開しなくても稼げるようになりますよ✨

本記事を読むメリット
・ペンネームを使うメリット・デメリットが分かる
・ペンネームの決め方のポイントを知れる
・クライアントに本名がバレるパターンを知れる
実はペンネームは、Webライターとして大事な部分の1つ。
自由に決められるからこそ、名前次第で今後のライター人生を左右するかもしれません。
本記事ではペンネームの決め方のポイントと、Webライターとして気をつけるべきことを含めて解説していきます。
結論:本名ではなくペンネームで問題なし

結論、本名でなくても案件は獲得できます。
Webライターとして本名かペンネームを選ぶかで迷ったら、ペンネームで活動することをおすすめします。
本名をインターネット上に公開することに抵抗がある方は、まずはペンネームで活動してみましょう。

私はペンネームで活動していますが、会社員ぐらい収入は稼げています。
周りの目を気にせずのびのび働けるので、ペンネームで始めて良かったと思いますね。
ただし、ペンネームにも良し悪しがあるので、名前を決める前に必ずメリットとデメリットを知っておきましょう。
ここからはメリット、デメリットを解説していきます。
Webライターがペンネームを使うメリット

ペンネームのメリット
・周りにバレにくい
・名前を覚えてもらいやすい
・ブランディングに役立つ
・名前を変えられる
メリットがたくさんあるんですね✨しっかり覚えておきたいです!

ペンネームを使って活動するメリットは主に4つ。
本名を公開しないだけでなく、Webライターとしてのブランディングに役立たせることもできます。
ここからはそれぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
メリット①|周りにバレにくい
ペンネームを使う大きなメリットは、周囲にバレにくいこと。
本名や顔を出さなくてもWebライターとして問題なく活動できます。
・周囲の目が気にならなくなる
・本名や顔写真を悪用されないかという不安がなくなる
働いていることを身内に知られたくない方、個人情報を不特定多数に晒したくない方との相性が良いです。

私も最初は本名を明かすのが不安だったので、ペンネームでWebライターを始めました!
メリット②|名前を覚えてもらいやすい
ペンネームを活用できると、クライアントに名前を覚えてもらいやすくなることもメリットの1つ。
特にWebライターとしてSNSやクラウドソーシングサイトを活用している場合に有効です。
「次の仕事を誰に任せようか?」とクライアントが思い浮かべた際に、名前が定着すればスカウトの声がかかるきっかけになります。

覚えてもらいやすくなるためにシンプルな名前を付けることを意識しましょうね。
メリット③|ブランディングに役立つ
Webライターのブランディングとは『Webライターとしてあなたの価値を高めるための活動』のことです。
ペンネームを有効活用すれば、他のライターとの差別化やクライアントへの売り込みに役立ちます。
ペンネーム例
・ドクターマネー (金融系)
専門知識の自信が伝わるペンネームです。名前だけで特定のジャンルを連想させることができます。
・花咲育子 (子育て系)
縁起の良さそうな名字と子育てを連想させる名前が特徴です。実名のようなペンネームになります。
特定のジャンルでの専門ライターを目指している方にぴったりです。
どんな分野でライター活動をしているのか、ひと目でアピールできるメリットがあります。
メリット④|名前を変えられる
本名を変えることは難しくても、ペンネームはいつでも変えられるのもメリットの1つ。
今のペンネームを変えてうまくいくようになったWebライターもいます。
変更理由の例
・何も考えずにペンネームを決めてしまった
・大きな失敗をしてしまったので再出発したい
ただし、何度も変えると実績が積みづらくなるので注意しましょう。
特にSNSを活用している方は、頻繁に変更するのはおすすめしません。
新しい名前が定着するまでに時間がかかったり、信用されにくくなることもあるからです。

他のライターさんと名前が被ることもあるので、名づける前にSNSなどで被らないか検索してみておくと良いですよ。
Webライターがペンネームを使うデメリット

ペンネームのデメリット
・本名よりも信頼を得にくい
・記名記事を獲得しにくいこともある
Webライターがペンネームを使う場合、主に2つのデメリットがあります。
本名や顔を公開しペンネームだけ公開しているライターの場合、大抵のクライアントは本名を公開している方を選びます。
相手のことをよりイメージしやすいこと、そして安心感を得るためです。

本名を使う方が得する場合もあります。ペンネームを使う場合は短所も理解しておきましょう!
順番にペンネームの2つのデメリットについて、詳しく解説していきます。
デメリット①|本名よりも信頼を得にくい
本名や顔写真を公開している方と比べると、第一印象で劣ってしまうんですよね…

本名や顔出しする大きなメリットといえば、無意識に安心感を与えられることです。
本名を使ったり顔写真をアイコンにすると※ハロー効果を受け、自然と良い印象に。
例えば「本名を出してスーツを着た写真だから権威がありそう」「素敵な笑顔写真だから優しそう」と無意識に人物像を作ります。

素性の分からない相手と仕事をすることに不安を感じるのは、クライアント側も同じなんです。
クライアント側の不安
・指示通りに動いてくれるのか?
・もしも仕事を途中で投げ出されたら?
・情報を悪用されたりしないか?
本名を使わないままでクライアントの不安を和らげるには、以下のことを意識しましょう。
意識するべきこと
・ライターとしての実績を公開する
・プロフィールを充実させる
・ポートフォリオを作成する
積み上げてきた実績や実際に書いた文章は、実力のアピールになります。
名刺や履歴書の代わりとなる、プロフィールやポートフォリオ(執筆した見本となる記事)もどんどん更新していきましょう。
本名を使わなくても実績でクライアントの不安を和らげるので、ぜひチャレンジしてみてください。

始めたばかりで実績のない間はコミュニケーションの部分で誠意を見せましょう。
『なるべく早く返信をする』『質問に対し丁寧に解答する』といった基本の徹底がとても重要です。
※ハロー効果 … 評価をする際に一部の特徴に引っ張られて全体の評価が歪められてしまう現象。1920年に心理学者のエドワード・ゾーンダイクが提唱。
デメリット②|記名記事を獲得しにくいこともある

記名記事とは、記事を執筆した人の名前を載せる記事のことです。
Webライターの名前を記事の冒頭や文中に記載し、記事の説得力を与えるために使います。

記名記事はWebライターの実績の証明にもなるんです!記名記事を獲得できるようになれば、ライターにも大きなメリットになります。
クライアント側からすれば、自身のサイトの信頼を落とすようなWebライターには記名記事の執筆を任せたくないもの。
アイコンやペンネームが過激だと実力があっても、記名記事をもらいづらくなります。
ペンネーム選びがとても重要ということをお伝えした上で、ここからペンネームをつけ方のポイントを解説していきます。
Webライターのペンネーム選びのポイント

ペンネーム選びのポイント
・読みやすさを重視する
・ペンネームを統一する
・他のライターと被らないようにする
・クライアントが敬遠する単語を選ばない
・本名のようなペンネームを使うのも選択肢の1つ

最初にペンネームを決めておけば、迷うことなく執筆に集中できますよ!
ポイント①|読みやすさを重視する
ペンネームは読みやすさがとても大切です。
まずは、かっこよさや名前の響きよりも『誰でも読める』ことを優先して決めることをおすすめします。

ぱっと見て読めない名前は、正確に憶えづらいんです。
他にも「読みづらい名前のライターが、はたして読みやすい記事を書けるのか?」と疑問に思われてしまうかもしれません。
案件獲得のためにも読みやすいペンネームを意識しましょう。
名前をつけるときに意識するべきこと
・誰にでも読める単語か
・名前が長すぎたり短すぎたりしないか
・特殊な文字を使っていないか
次に避けるべきペンネームの例を紹介します。
おすすめしないペンネーム例
◆難読漢字や当て字を使う
・蒲公英さん (たんぽぽさん)
・兎恵舞雷汰 (うぇぶらいた)
◆読みづらい英単語を使う
・Seraphine (セラフィン)
・Elizabeth (エリザベス)
◆数字だけのペンネーム
・0088452
・1
◆歴史的仮名遣い(ヰ・ゐ・ゑ)を使う
・ゑりゐ (えりい)
・ヰー (いー)
◆長すぎる名前
・Webライティングで稼ぐ30代ママライター筆子
読みづらそうな単語、間違いやすいものは避けた方がベターということですね!

ポイント②|ペンネームは1つにする
できるならペンネームは複数作成せずに、1つに統一することをおすすめします。
ペンネーム数には制限はないので、名前を使い分けられるというメリットもありますが、当然デメリットもあります。
ペンネームを複数つくるときのデメリット
・情報を把握するのが大変になる
・実績を積みづらくなる
複数のペンネームで活動していると『どの名前で何の作業をしていたか』『どのクライアントとやり取りしているか』を把握するのに時間と労力がかかってしまいます。
また、執筆実績も分散してしまうので。アピールが弱くなるのも難点。
まずは実績を作るために1つのペンネームで活動してみましょう。
ポイント③|他のライターと被らないようにする
ペンネームは他のWebライターと被らないように気をつけましょう。
また、タレントやアーティストのような有名人と名前が被ると、名前を検索されてもヒットしなかったり、気づかれず埋もれてしまったりします。
例
・ヨッピー (ヨッピーさんは有名なWebライター)
・YOASOBI (有名アーティストと同じ名前)

悪気はなくてもライター名が重なると、指摘を受けることがあるので避けましょうね。
ペンネームが被らないようにするには、事前にSNSやWebサイトで検索して確認することをおすすめします。
ポイント④|クライアントが敬遠する単語を選ばない
単語のチョイスによっては、名前だけでクライアントに敬遠されることもあります。
例えば、過激な言葉を含んだものや記号のみの名前は避けましょう。
敬遠される例
・過激な言葉が含まれている
・宗教や特定の団体をイメージさせる単語
・性的やモラルを侵害するような単語が含まれている
・特定のものを中傷する言葉が含まれている
・単語1文字(ひらがなや数字)
・絵文字や記号のみ
クライアントに敬遠される表現を使うと、あなたの人間性を疑われてしまうかもしれません。
執筆者を載せる記名記事の場合、案件に応募してもペンネームだけで不採用となるケースもあります。

自分の好きな単語を選ぶのではなく、あくまで仕事の1つとしてペンネームを決めましょう!
ポイント⑤|本名のようなペンネームを使うのもアリ
ペンネーム決めに迷ったら、本名のような名前にするのも選択肢の1つです。
メリットはその親しみやすさとなじみやすさ。名字があることでペンネームなのに、安心感を与えることができます。
例
・田中奈美(本名) ⇒ 浜田なみ
名前を少し変えるパターン
・山本由香(本名) ⇒ 幸田千晴
縁起の良さそうな名前に変えるパターン
このようなペンネームを決めるときのコツは、難読漢字は避けること。
ひらがなやカタカナを含めてもOKです。できるだけ読みやすい名前を選びましょう。
芸能人が芸名で活動しているような感じですね!

Webライターの本名はクライアントにバレる?
クライアントに本名を教えずに仕事をすることはできないんですか?


結論、クライアントさんと”直接契約”する際に本名など伝えることになります。
本名はバレる?
・契約書を取り交わす際にバレる
・契約書を取り交わさわなければバレずにできる
・クラウドソーシングサイト経由であればバレない
それぞれの項目を順番に解説していきます。
直接契約は契約書で本名がバレる

SNSや求人サイトなどを活用しクライアントと直接契約する場合、契約書の有無によって本名がバレるかどうかが変わります。
契約書を取り交わすと本名だけでなく住所も記入するので、クライアントに個人情報を隠すことはできません。
ただし、契約書は報酬の未払いを防いだり、突然の条件変更から身を守ることに繋がります。
他の仕事同様、案件を獲得した際には契約書を交わすものだと思っておきましょう。

私は基本的に契約書のある案件をおすすめしています!
契約書を取り交わさなければバレずにできる
クライアントに本名を知られたくないのであれば、以下の2つの条件をクリアする必要があります。
・契約書のない案件を獲得する
・屋号のみの口座を開設する
屋号とは会社名のようなものです。Webライターであればペンネームを屋号にすることができます。
税務署に個人事業主開業届けを提出するもしくは確定申告のときに屋号名を記入すると、無料で屋号を取得できます。
屋号(ペンネーム)のみの口座を作りたいのであれば、【FREENANCE】(フリーナンス)というサービスを使えば無料で開設可能です。
フリーナンスはこれから事業用の口座をつくりたいと考えている方にぴったりですね!

FREENANCE(フリーナンス)の無料口座開設はこちらから!

SNSには契約書がなくても、受注できる案件もあります。
ただし、悪条件だったり報酬の未払いをされてしまった場合に、身を守ることができません。

自分の身を守るために契約書のある案件がおすすめです。
クラウドソーシングサイト経由であればバレない

やっぱり本名は知られたくない!…というときはどうしたらいいですか?


クラウドソーシングサイトを活用するのも1つの方法ですね。
クラウドソーシングサイトとは、Webライターとクライアントを仲介してくれるインターネットサイトのことです。
クラウドソーシングサイトを経由すると、クライアントに本名や口座名義を知られずに報酬を受け取ることができます。
※仮払い制度を採用しているクラウドソーシングサイトであれば、クライアントに本名を知られることなく、仕事のやり取りから報酬の受け取りまで完結できます。
クラウドソーシングサイトには本名を登録する必要がありますが、不特定多数のクライアントに個人情報を知られないのでおすすめです。

クラウドソーシングサイトは無料で登録・利用できますよ。
仮払い制度 … 報酬の未払いトラブルを防ぐためのクラウドソーシングサイトの仲介サービス。仕事を発注したクライアントはクラウドソーシングサイトに報酬を支払い、ライターが記事を納品し検品したあとに報酬がクライアントから支払われる仕組み。
おすすめのクラウドソーシングサイト紹介
クラウドソーシングサイトは数多くありますが、特におすすめのサイトを3つご紹介します。
下記のクラウドソーシングサイトは3社とも仮払い制度を採用しています。
クラウドソーシングサイトならクライアントに本名を知られることなく仕事を完結できるのでおすすめです。
ペンネームで活動したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
ペンネームを決めたらプロフィール作成も忘れずに!

最後まで読んでいただきありがとうございました!参考になれば幸いです!一緒に頑張りましょうね✨