こんな人におすすめの記事
・人見知りでもWebライターの仕事ができるのか知りたい
・すでにWebライターとして活動しているが全然稼げていない
Webライターの*ある*です。
Webライターとして稼げる人と稼げない人の違いはライティングスキルだけではありません。
実はライターとしてのコミュニケーション力の差が、稼げるか稼げないかの分かれ目になります。
稼ぐライターはクライアント(仕事の発注者)とのコミュニケーションをとても大事にしています!
Webライターに必要なコミュニケーション力を身につけると案件の獲得や契約の継続に繋がります。
ただしWebライターに必要なコミュニケーションは、一般企業で働く際に必要なコミュニケーションとは根本的に異なるため、熟読して落とし込みましょう。
本記事を読み実践すれば、稼ぐためのコミュニケーション力を身につけられるようになります。
本記事を読むメリット
・「また一緒に働きたい」と思ってもらえるコミュニケーション力が身につく
・案件を獲得するためのヒントになる
・テストライティングを突破するきっかけになる
実体験をもとに作成した記事になっているので、現実的で実践向きの内容です。
ぜひ熟読して稼ぐために活用してください。
Webライターのコミュニケーションの重要性
Webライターはクライアントと直接顔を合わさずに、チャットツールなどのメッセージでやり取りをする特殊な仕事です。
Webライターは対人コミュニケーションが苦手な人でもできる仕事です!
おかげで人見知りの私も今もライター業を続けてこれています。
ただしWebライターに必要なコミュニケーションは、対面で働く一般企業とは異なるので、混同しないように気をつけましょう。
Webライターに必要なコミュニケーション力
【例】
・分かりやすい文章で連絡
・早いレスポンス
・質問に対しての明確な回答
対面の仕事に必要なコミュニケーション力
【例】
・笑顔や元気
・雑談力
・話題の豊富さや引き出しの多さ
・上司や先輩を立てる
Webライターに求められるコミュニケーション力とは『限られた時間の中で的確な報連相ができる力』のことを指します。
限られた時間の中でクライアントと連絡を取り合わなければなりません。
対面ではないからこそ、コミュニケーションが噛み合わないと印象が悪くなるので注意しましょう。
悪影響の例
◆テストライティング(筆記試験)で落とされる
(例)文章面やスキル面では合格基準を満たしているがリアクションが遅い
◆契約の継続に繋がらない
(例)自分で調べずにとにかく質問する
クライアントが求めているのは丁寧なコミュニケーションが取れる人材です!
ここからはWebライターが押さえるべきコミュニケーションの3つのポイントを解説していきます。
Webライターに必要な3つのコミュニケーション力
Webライターとして稼ぐために必要なコミュニケーション力は以下の3つです。
3つのコミュニケーション力
・時間を意識したやり取り
・意図した質問をする
・無駄のない報連相ができる
コミュニケーションに特別な力は必要ありません。意識すれば誰にでも実践できますよ!
各コミュニケーション力について、1つずつ順番に解説していきます。
時間を意識したコミュニケーション力
Webライターにまず必要なのは"時間"を意識したコミュニケーションです。
時間を意識するポイント
・早めのレスポンスを心がける
・返信のタイミングを配慮する
・待ち時間を考慮して連絡する
1つずつ順番に説明していきます。
①早めのレスポンスを心がける
Webライターとクライアントとの連絡は、チャットツール(Chatworkやslack)でのやり取りが中心になります。
クライアントと電話でやり取りすることはないので、電話が苦手な人もできる仕事です!
クライアントから連絡が来たら稼働時間内であればできるだけ早めに返信しましょう。
後回しにすることでどんどん返信が遅くなり、最悪の場合忘れてしまうことも。
レスポンス(返信・応答)が遅いと、クライアントは「ちゃんと連絡がくるのか」「このライターに仕事を任せていいのか」と不安になり印象が悪くなります。
私は外出していてパソコンを開けない状況であれば、リマインくん(LINEの予定管理機能)やアラーム設定を活用して忘れないようにしています!
もし稼働時間外に連絡が来たら、翌日早めに連絡しましょう。
一度でも稼働時間外に対応してしまうと、クライアントから時間外にも対応してもらえると認識される可能性があるからです。
トラブル防止のためにも稼働時間をプロフィールに書いておくようにしましょう。
プロフィールの書き方はこちらの記事で解説しています!
②連絡するタイミングを配慮する
クライアントへの連絡は、稼働時間内にすることを心がけましょう。
Webライターと同様にクライアントも稼働時間が設定されています。
時間外にクライアントに連絡すると「配慮のできない人」と思われることがあるため避けましょう。
ちょっとしたことかもしれませんが積み重ねがクライアントの評価に繋がります!
クライアントもそれぞれ稼働時間が異なるので、案件に取りかかる前に確認しておくのがおすすめです。
クライアントの稼働時間の確認例
・クライアントのプロフィールがあれば確認する
・契約書やマニュアルを確認する
・稼働時間が記載されていなければ質問する
稼ぐライターは事前確認を怠りません!
細かいことですがクライアントの稼働時間の確認を忘れないように気をつけましょう!
③待ち時間を考慮して連絡する
クライアントとの連絡手段はチャットツールが主体になります。
対面でやり取りする仕事と異なり、返答はすぐに来ないことを念頭において連絡しましょう。
クライアントから返答が来ないからといって催促の連絡をしてしまうと「私の都合を考えられない人だ」と印象が悪くなってしまうかもしれません。
チャットツールを使ったコミュニケーションのポイントは"余裕を持つ"ことです!
ポイント
・余裕を持って早めに連絡をしておく
・急ぎの内容は優先して報告する
・待ち時間に作業をどんどん進めておく
連絡した内容をメモして残しておけば、期間が空いても忘れなくなりますよ!
ここからは質問を意識したコミュニケーション力について解説していきます。
質問を意識したコミュニケーション力
稼いでいるWebライターはクライアントへの質問力も一流です。
質問の仕方をひと工夫することで、クライアントに「デキるWebライターだ」「仕事を任せたい」と思ってもらいやすくなります。
質問をするときのポイント
・質問はまとめる
・質問をするときはクローズドクエスチョンを心がける
・質問をするときは複数の選択肢を用意する
・言葉で伝わりにくい質問は画像を活用する
Webライターの仕事は質問することを避けては通れません。作業をしていると分からないことが必ず出てくるので、質問力を鍛えておきましょう。
クライアントに質問をするときのポイントを順番に解説していきます。
①質問はまとめる
まず鉄則として質問をするときは、まとめて質問するように心がけましょう。
質問をするケースは多々あります。
質問の例
・紹介する商品の優先順位が分からないとき
・貼り付けるリンクに誤りがあったとき
・指示書を熟読しても不明点があるとき
クライアントも多忙の中、時間を割いて質問に返信してくれます。
質問を小分けにするとクライアントに負担がかかってしまいます。質問をまとめることで負担を減らすように意識しましょう。
②質問をするときはクローズドクエスチョンを心がける
クローズドクエスチョンとは質問するときに『はい・いいえ』で答えられる質問をすることです。
質問の内容を限定することで、クライアントは考える労力と文章を打つ手間が減ります。
例
△A商品とB商品の商品訴求はどちらを優先すればよろしいでしょうか?
⇒『はい・いいえ』では答えられないオープンクエスチョン
〇A商品とB商品の商品訴求はB商品を優先してもよろしいでしょうか?
理由は~~~だからです。
⇒『はい・いいえ』で答えられるクローズドクエスチョン
意図はクライアントにも伝わり評価にも繋がります!クローズドクエスチョンを意図的に使えるようになりましょう。
③質問をするときは複数の選択肢を用意する
前述したクローズドクエスチョンで質問することが難しい場合は、複数の選択肢を用意してクライアントが選べるように工夫しましょう。
クライアントの負担が減るだけなく、アピールにも繋がるので一石二鳥です!
例
記事の方向性を決める質問をする場合
商品記事はどのような構成を希望されていますか?
①商品説明を掘り下げた記事
②商品レビューを中心にした記事
③商品レビューを加えつつ、ランキング形式にした記事
①②③の中からイメージに合う構成を教えてください。
特に作業用のマニュアルがない案件は、質問する機会が増えます。
質問の意識を少し変えるだけで、スムーズにやり取りが進むのでおすすめです。
④言葉で伝わりにくい質問は画像を活用する
文章だけでは分かりにくい部分は、文章と画像の両方で説明することをおすすめします。
文章のみで説明しようとするとクライアントに正確に伝わらないことがあります。
例
・言葉のキャッチボールが増えて手間がかかる
・求めている解答を得られない
画像を使うことで質問の意図がクライアントにスムーズに伝わり、正確な解答を得ることに繋がります。
画像を使って説明する場合は、画像切り取りツールを使用するのがおすすめです。
無料画像切り取りツール例
・スニッピングツール(Windowsの画像切り取り機能)
・GYAZO(切り取り画像をURLにして共有することができるソフト)
ここからは報連相を意識したコミュニケーション力について解説していきます。
報連相を意識したコミュニケーション力
お互いに顔が見えないからこそWebライターは報連相を心がけましょう。
報連相のポイント
・イレギュラー報告は早めにする
・修正点や変更点は納品時にまとめて報告
・送信先を間違えないように意識する
・素直にお詫びとお礼を伝える
報連相のポイントを順番に解説していきます。
①イレギュラー報告は早めにする
納期遅れは基本的にNGです。
しかし自身やお子さんの体調不良、身内の不幸などでどうしても納期に間に合わない場合は、必ず早めに報告をしましょう。
間に合わないからといって途中で投げ出し音信不通になるのは、絶対にやってはいけません!
間に合わないと判断した場合は、少しでも早くクライアントに報告し判断を仰ぎましょう。
納期を守る対策についてはこちらの記事で解説しています!
②修正点や変更点は納品時にまとめて報告
クライアントから依頼された案件の内容も、時には修正する箇所が出てきます。
ただし修正点の変更の報告を都度クライアントにする必要はありません。
例
・誤字脱字の修正
・リンク切れを変更した点
多忙のクライアントからすると、メッセージの内容の確認だけでも手間がかかります。
事後報告で済むものは、納品の際にまとめて報告しましょう。
なんでもすぐに質問すればいいわけではありません。まとめて報告することで負担を減らすことができます。
複数のライターと作業しているときには共有用のシートに記載し、個人でやり取りする場合はメッセージを添えて納品時に報告しましょう。
③送信先を間違えないように注意する
クライアントの宛先間違いは絶対しないように心がけましょう。
誤送信をするとクライアントの印象が悪くなるだけでなく、他社への情報漏洩にあたるので大きなトラブルになる可能性があります。
送信後に気づかずしばらくしてから発覚ということも…
チャットツールでやりとりするからこその注意点です!
送信先を間違える例
・納期ギリギリで確認を怠ってしまった
・同じチャットツールを使っていたので思い込みで送ってしまった
掛け持ちしていると焦りや意識で送信先を間違えてしまうことがあります。
誤送信をしないように送信直前にチェックをするクセを必ずつけましょう。
毎月5万円以上を安定して稼ぐためには、複数のクライアントの案件を掛け持ちするケースが多いです。
クライアントを間違えずに連絡を取り合うのも、トラブルを未然に防ぐために必要なコミュニケーションの1つです。
④素直にお詫びとお礼を伝える
Webライターとクライアントは顔の見えない関係だからこそ、お詫びとお礼は丁寧に伝えることが大事です。
特に自らの過失によるお詫びは早めに伝え、以後どうやって防止するかまで伝えられると理想ですね!
例
〇〇の件、ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。
以後、対策として〇〇するように心掛け、二度はないように徹底致します。
改めましてお忙しい中、ご対応していただきありがとうございました。
お互いの顔が見えない、本名を知られていないからという理由で、おざなりな対応はNGです。
ライティングスキルも重要ですが、それ以上にWebライターとしての人間性も見られています。
お詫びとお礼は丁寧に伝えましょう。
まとめ
Webライターに必要なコミュニケーション力とは『限られた時間の中で的確な報連相ができる力』のことを指します。
対面で働く仕事とは異なるので、以下の3つのことを意識してコミュニケーション力を高めましょう。
3つのコミュニケーション力
・時間を意識したやり取り
・意図した質問をする
・無駄のない報連相ができる
時間を意識するポイント
・早めのレスポンスを心がける
・返信のタイミングを配慮する
・待ち時間を意識した連絡
質問をするときのポイント
・質問はまとめる
・質問をするときはクローズドクエスチョンを心がける
・質問をするときは複数の選択肢を用意する
・言葉で伝わりにくい質問は画像を活用する
報連相のポイント
・イレギュラー報告は早めにする
・修正点や変更点は納品時にまとめて報告
・送信先を間違えないように意識する
・素直にお詫びとお礼を伝える
できる限りクライアントの気持ちを考えてコミュニケーションを取ることが、稼ぐWebライターの道に繋がっています。
お互いに顔が見えないからこそ、より意識をしてコミュニケーションを取るようにしましょう。
本記事があなたのお役に立てば幸いです!毎月5万円以上を稼げるように頑張りましょう✨